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リトリート(Retreat)とは、 退却や後退、隠居、隠れ家などを意味する言葉。 宗教的に祈りや研究や瞑想をするために引きこもること(静修)も含め 一旦日常から離れて、自分や自分の周りを改めて見つめ直すような滞在 それが リトリートです。 自然の一部である自分が感じられなくなった時の孤独。 自分ではない声がたくさん聴こえてきて この 世界の隠れ家の感じ ただ空間が広く 人間よりも 自然の方が巨大で 包み込まれる私たち。 広々とした庭に吹く薫風と 海へ行ったり 夜の水田に映る月を見に散歩したり。 *** まるでフィンランドのようだと 心の水が澄んでゆきつつ 久しぶりに思うこの感じは *** Ayurveda や サロン や あの国を通して近づいていく 私の実現したい 誰かをかくまう Retreat。 *** 日常の嵐の中に こころの中に 小さくあっていい けれど 陰と陽が反転し 心の静寂だけで満たされる それだけがある、そんな場所。 *** 弱さのままで 優しさのままで 柔らかさのままで いつも在っていい。 *** いいよ と、強いからこそある 優しさを 誰かに提供できるだけの 自然になってゆきたいと 思う。 *** Thanks for Yuki just moved to Isumi city. She re-borns. #
by sakissing_you
| 2018-05-09 10:28
| Travel
バスにのる筈の目的地なのに、なんとなく乗るのを止めて歩いてみて その道を通る筈でないのに、その小道になんとなく入っていて フッと横をみたら ずっといつかはと探していた 彼女のお店があった。 そういう、 旅にひつような本能の使い方を 久々にした。 *** ヘルシンキの重くて暗い とある冬に 同じ家のとなりの部屋に滞在していた彼女。 *** その家は 入り口は2つ キッチンは1つ 部屋とおふろとトイレは別々 というまどりで 俳優のTeri と 船乗りの男性が共同でくらしている家に 私はTeriが冬にインドに言っている間に カメレオンのお世話をするために暮らしており 彼女は後者が長い船旅で家を空ける間に 日本からやってきていた。 *** フィンランドの予想以上の冬のパワーに 鬱鬱としながら顔も上げられず 泥のように重たくなっている私は 日本から目的を持ってやってきて スケジュール通りに買付けをこなし その日のうちに陶器が決して割れないような高度な技術の梱包を効率的に終える という彼女のテキパキとした雰囲気を 畏敬の念をもって ただただ距離を感じてながめていた。 Kirruptori という北欧の雑貨のお店を 五反田という街でやっているのだと 美しい名刺をくれたその当時から もう10年ちかくも経っているのに いつも心のどこかにあるのに 会いにいくこともなく *** 今日奇跡のようにみつけたウインドウにも いまはいない ということを知らせる こんな お知らせが あり、あのとき暮らしていた ヘルシンキの 夏の街並で おもわず そこにもういないわたしたちを 覗き込んで 見た。 *** もういない人なんていなくて いつも心の中で生きているこの様を いないといえようか。 *** あの頃、わたしは 死んでなにかべつの世界にくらしていたように思う。 だれかのこころの中に住んでいたかもしれないけれど いちど私は死んで、そしてここに戻って来たのだと思う。 みんなさようなら、 と本気で思ってあの国へでかけていったと思う。 Teriの背中は ただ家を案内するだけなのに 全てが削がれ、鬼気迫っており それは俳優としてがけっぷちの演技を 日々自分に課しているからだと思っていたが その当時、がんだった恋人を看取ったばかりだったことを のちに人づてに知った。 *** いたりいなかったり 生きたり死んだり 人はしていることを この合理的で安心で快活な国の日常でも 感じるほど 深い森に分け入った 友達のために訪れた 今日のこの街。 森なんてどこかに終わりがあり光が射すことを ほんとうはみな知っているのに 自ら入っていた森の暗さが 延々続くような錯覚に陥ってしまう危険なものであることも みな知っているから 森なんて存在しないかのように 暮らせるこの街。 *** フィンランドは 森の国 友達は この街には もういない。 わたしも フィンランドの森には #
by sakissing_you
| 2017-05-15 02:22
| Travel
人を好きになるのに必要なのは ほんとうに一瞬だ と思う。 *** 私はアシュタンガヨーガ(Ashtanga Yoga)という種類のヨーガに まるで 渡フィンランドへの助走のように 2007年から 大好きで打ち込んできた。 本日、 何年かぶりに行った アシュタンガヨーガのスタジオは あの頃と場所も変わっていたけれど 初めてであう本日の先生に 挨拶をした瞬間 眼でがっちりと受け止められて それを感じで 一瞬で 目先でなく 口先でなく 身体の奥の方から 絞り出されるように 嗚咽のような涙が 出てくる感じがした。 私にとってのヨーガは、 こういう人たちだ。 *** 肉体を甘やかしているときの 精神の拗ね方とか 身体の軸、心の軸がブレている時の人間の危険性を 一番知っている私の 夫。 なんだかくさくさしてあんまり調子がよくない私は 娘を預けてまでスタジオにいくがよいであろう と 後押ししてくれる そういう正しさを持つ彼 むしろ 身体の軸、心の軸がぶれている時の 不快に堪えられない 妥協なき健全さを持つ彼 いつも敬愛している。 *** フィンランド渡航前は 毎日練習ができた。 毎日全速力で、 空いている時間の全てを駆け足で 消費するように時間を使い 練習に打ち込んだけれど 今は違う。 時間を少しずつ貯めていくような 日常の中で 辛うじてみつけた スリヤナマスカーラAの時間 一つのアーサナ 一つの呼吸 これが最後かもしれない これが最後かもしれない (小さな娘が起きたらそこで練習はEND) と思いながら 大切に大切にする あーこのことを ずっとYOGAの先生は言っていた気がする 瞬間を生きる ということ その凝縮された濃度 産後骨盤が一気に開き、がたがたで 立てなくなった身体で 0から再スタートした わたしのヨーガは 今日スタジオで 自分の肉体の限界まで 全速力で上がって行く 炎のヨーガになり 最後は本当に 自分の魂が肉体を纏っているだけだという事実に 泣けた。 *** 喜びを感じたければ 敢えて恐れの中に飛び込んでいくほうが 暑さが嫌なら 敢えてひたすら肉体から汗を流すほうが 闇が怖ければ 敢えて光のないところへいくほうが 助産師さんも言っていた。 出産の際 最後の陣痛が来た時に 「痛みから逃げない! 痛みに向かっていきなさい!」 と、 高らかに。 *** 人を好きになるのに必要なのは ほんとうに一瞬だ と思う。 静寂のうちに築く信頼関係は フィンランドみたいだと、 思った。 I will be back to Finland next week with my husband and small daughter. It's un unbelievable great gift in my life. #
by sakissing_you
| 2013-08-13 01:01
| Ayurveda / YOGA
”人間の品格は 生まれや育ちではありません。 ただその人の持つ 「静けさ」に由来します。 私たちは 「すべてのことの根本は同じである!」 と知っていますが その根本が息づく領域の その繊細さに耐えうる静けさを 体現できないでいます。 それが全くの悲劇の始まりで それのみが克服されるべきものです。” 長年の夢だった 茶道を習い始めたときに 綺麗な空の写真と共に 先生の洗い場にこれが書かれていました。 言葉を介さない コミュニケーションの 美しさの中にある 居心地のよさを覚えたのは フィンランド以来で 思えば 帰国後、日本で3回目の夏を迎えていました。 *** 留学はおしまい。 わたしは今 フィンランドから始まった セラピストという仕事をして 日本で生きています。 *** New weblog about my work: Hi! from Ayurveda Therapist SAKI #
by sakissing_you
| 2011-09-18 12:31
| Travel
久しぶりの 写真展を開催致します。
日時:2011年8月2日(火)~ 8月13日(土) 月曜定休 11:45- 23:00 (休憩 15:30 -17:45) 場所: バリカフェ・モンキーフォレスト 03-3464-4633 http://www.monkey-forest.jp/ 〒150-0031 渋谷区桜丘町10-8 渋谷駅から徒歩約7分 色々なものが少なくて とてもスペースがある。 23時でもまだ昼間のような 白夜の明るさの中で だんだん時間からも自由になっていって 身体も心も 何を言っているのか 耳を澄まさずとも会話できる とてもユニークな国 フィンランド。 光の国の 夏休みの写真です。 インドネシア バリの森の風と 美味しい料理と共に ぜひ 楽しんでいってください。 お越しいただけるのを とても嬉しく思います。 #
by sakissing_you
| 2011-07-22 23:09
| Photo
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